今回お伝えするGDTの法則を使うと、人の欲求を刺激して購買意欲を高められます!
本記事では、GDTの法則とは何か、GDTの法則について詳しくご紹介していきます。
- 売れるキャッチコピーが書けるようになりたい
- 人の購買意欲を刺激したい
- 行動を促すキャッチコピーが書けるようになりたい
また、このGDTの法則をQUESTフォーミュラと掛け合わせることで、より強い売り込みの文章が書けるようになりますので、ぜひQUESTフォーミュラの型とうまく組み合わせて使用してみてください。
GDTの法則とは?
GDTの法則とは、人間の欲求を下記の3つのレベルで表したものになります。
【GDTの法則】
- Goal:目標
- Desire:欲望
- Teaser:本性
商品・サービスを売るには、人の購買意欲をくすぐる必要があります。
人の購買意欲をくすぐる=人の欲求をくすぐること
なので、このGDTの法則を理解して、うまく売り込みの文章に入れ込んであげることで、購買意欲をくすぐり、売れる文章が書けるというわけです。
人が何に欲求・欲望を感じるのかを理解しているかしていないかで、相手の欲望のくすぐり方が上手い人と下手な人が出てきます。
このGDTの法則は、人が何に欲を感じるのか何を欲するのかを理解する法則だと思うとわかりやすいです。
次に、Goal、Desire、Teaserを順番にご紹介していきます!
Goal(ゴール):人が求める目標
シンプルにいうと、人は時間をかけず努力をせずお金をかけずに何かを得たい生き物です。
何か結果や成功を得たいけど、時間や労力やお金をかけたくないと思ってしまいます。
それが、下記の3つの目標です。
①Save Time(タイム):時間をかけたくない
なるべく短期間で目標を達成したいと考えます。
【コピー例】
- たった2週間でマイナス5キロ達成したダイエットのコツ
②Save Effort(エフォート):努力をしたくない
なるべく努力をせずに、簡単に目標を達成したいと考えます。
【コピー例】
- 運動や食事制限なしで、飲むだけで痩せるサプリ
③Save Money(マネー):お金を使いたくない
人はお金を失いたくないので、なるべくお金を使わずにできることを考えます。
【コピー例】
- 通常価格9800円のところ、特別価格で1980円でお試しいただけます
Goalの欲求をうまく使うには、タイトルにGoalの欲求をくすぐる文言を入れて、興味を惹くのがおすすめです!
文章を読んでもらうためには、最初に興味付けが大事なのでタイトルで使うと効果的というわけです。
Desire(デザイア):人が欲しがる欲望
次に、Desireです!
実は、GoalよりもDesireの欲求の方が強い欲求になります。
こちらもシンプルにいうと、人はモテたい、人から認められたい、快適でありたい・悩みから解放されたいと思う生き物です。
Desireは下記の3つの欲望です。
④Greed(グリード):富や名誉が欲しい、強欲を満たしたい
他人よりも優れていたいという欲望があります。お金や名誉を求めて、社会的に認められたいと考えます。
【コピー例】
- たった3%の選ばれた人しか入れない会員サービスです
⑤Lust(ラスト):愛が欲しい、性欲を満たしたい
多くの男性は「モテたい、性欲を満たしたい」、多くの女性は「愛されたい、美しくありたい」という欲望を持っています。
【コピー例】
- 内面も外見も磨いてモテる男になる方法
- 男性を虜にさせる愛され女子の作り方
⑥Comfort(コンフォート):快適でありたい、悩みや苦痛のない状態でいたい
人は、不安や悩みがなく快適でありたいと望む欲望を持っています。
【コピー例】
- 将来の不安から解放される安心保険サービス
承認欲求もDesireに入ります。
今の時代は、承認欲求に突き動かされて行動していると考えた方がいいです。
なぜかというと、時代の移り変わりを振り返ると見えてきます。
戦争を経験した世代は、まず人間としての生存欲求を満たすことが大切でした。
そこから生まれた世代は、食べることや住むところに苦労せずに生存欲求は満たされた状態で生まれて育ちます。さらに高度経済成長の波が重なり、出世・名誉に対して欲を感じるようになりました。
会社や学校などの限られたコミュニティ内で認められたい気持ちが高まり、良い学校を出て良い会社に勤めることこそがステータスで、そこで認められることを求めるようになっていったわけです。
今の20〜30代はそんな親世代から生まれて、ネットが発達してしまったので、認められたい場所が限られたコミュニティではなく、ネットを通すことで全く知らない人から称賛されたいという欲求に変わっていきました。
認められたい場所が広がったわけです。
- SNS映えした写真をアップして、多くのいいねが欲しい
- Instagramのストーリーで今自分がどこにいるかや何をしているか発信する
このような行動に出るのは、みんなに認められたい、承認して欲しいと思う典型的な例になります。
みんな、承認欲求に突き動かされて行動していることを理解しましょう!
社会で起きている現象と、根源的な欲求を比較して結びつけて考えることが非常に大切になります。
なぜなら、今後自分たちがビジネスをしていくにあたって、仕掛けられる側ではなく仕掛ける側にいかないといけないからです。
Teaser(ティーザー):人が行動してしまう本性
次は、Teaserです!
こちらは、Desireの欲求よりも強い欲求です。
なぜなら、動物として生まれてしまったからには逃れられない性の部分だからです。
Teaserは下記の3つの本性です。
⑦Scarcity(スケアシティー):希少性のあるものが気になる
人は、期間限定や数量限定などの希少性があるものが気になってしまう生き物です。
【コピー例】
- 数量15個限定のオリジナルバッグ
- 世界で5本しかない腕時計
⑧Curiousty(キュリオシティー):好奇心をかき立てられるものが気になる
Curioustyは一言で言うとギャップになります。
【コピー例】
- 元暴走族のトップが猛勉強して東大に入り、熱血教師になった話
もともとはヤンチャしていたのに、必死に勉強して東大合格して教師になるなんて、ギャップでしかないですよね。
こんな風にギャップを感じると人は読んでみたい!気になる!となるわけです。
⑨Controvesy(コントロバーシー):反社会性、論争を巻き起こすような発言が気になる
人はダメって言われたことに弱い生き物です。
【コピー例】
- サレ妻が暴露する泥沼離婚の話
不倫や浮気、若いうちからタバコを吸うなど、反社会的なことに人は弱く興味を持ってしまうのです。
これらを自分が作る売り込みの文章にうまく混ぜていくと、人を行動させて売れる文章を作ることができます。
まとめ:正しく使用して行動を促そう!
このGDTの法則、人の欲求を刺激する効果が高い分、実は詐欺などでも悪用されているケースがあります。
私たちは正しくビジネスで使用して、相手に行動を促すようにしていきましょう!
このGDTの法則を知った上で、世の中の現象を見ていくと色々と紐解かれると思うので、GDTの法則をしっかり頭に入れて理解し、文章に上手に組み込んでいって、売れる文章を作っていきましょう♪
最後までご覧いただき、ありがとうございました!